こんにちは、松村です。
先日、ある特殊なコンサルティングサービスをこれから始めようとされている方のスポットコンサルティングをさせて頂きました。
以降はその際のやりとりです。
私
「では、まず、○○さんが提供しようとされているサービスの内容を教えて下さい。」
ご相談者
「えーと、どう言えばいいのかな。
説明するのが難しいんですが。」
松村
「長くなっても構いませんので私にわかるように説明して頂けますか?」
ご相談者
「企業にお勤めされている方の支援をするような感じなんですが。」
松村
「より具体的にはどのような支援をなさるんですか?」
ご相談者
「色々ですね。
仕事上の困りごとや、今後、どんな仕事をしたいかを聴いてあげたり。」
松村
「うーん、なんかフワッとしてますね。
質問を変えましょう。
ここまでのお話を聴いた限り産業カウンセラーや心理カウンセラーなどと業務内容がかぶる部分があると思うのですが両者との違いは何でしょうか?」
ご相談者
「どうでしょうねえ。
やってること自体はあまり変わりないと思います。」
松村
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
書きます。
『他の方にその内容を説明ことができないような商品やサービスを売ることはできません。』
商品やサービスの内容がわからないかぎり購入することによって得られるメリットを感じることができないのでお金を出してまで欲しいと思う方はまず、いないからです。
今回の事例は極端かもしれません。
しかしながら、これに近い状態でビジネスを行っている方は私が知る限りでも意外なほど多いものです。
ここでちょっと、時間をとって考えてみて下さい。
あなたはご自身の商品・サービスの内容を20~30秒程度で明確に第三者に伝えることができますか?
もし、それができないのだとしたら実は先の事例のご相談者とそんなには変わらない状態でビジネスをやっていることになります。
集客の手段、うんぬんを考える前にまずは、ご自身の商品・サービスの内容を明確に伝える方法を考えてみて下さい。
これができるだけでも、今よりはスムーズに商品・サービスが売れるようになるはずです。
追伸
商品・サービスの説明内容には
・メインターゲットと
・利用によるメリット
の2点を必ず盛り込むようにしましょう。
見込み客の心を捉える可能性がグッと高くなります。