おはようございます、松村です。

先日、あるクライアントからコピーライティングの仕事の依頼を受け、以下の3種類のキャッチコピーをテストしました。

A.1つ平均41万円の住宅購入費用の節約が見込める方法を7つお教えします。

B.住宅購入者のみなさまへあなたは287万円もの大金をドブに捨てるのですか?

C.あなたの住宅購入資金を287万円も増やす方法があります。
それもノーリスクで。

さて、あなたはこのうち、どのキャッチコピーの反応が一番良かったか、おわかりなりますか?

少しだけ時間をとって考えてみて下さい。

では正解を申し上げますね。

反応が一番良かったキャッチコピーはCでした。

(2番人気はA、3番人気はBの順)

ちなみにCはAの1.7倍も反響がありました。

つまり、そのままの比率で成約するとすれば、キャッチコピーだけで売上が1.7倍に膨らんだことになります。

では、ここでもう一つ追加で質問をさせて下さい。

なぜ、Cが一番人気になったのでしょうか?

では正解を申し上げます。

実はその答えは私にもわかりません。

もちろん、後付けでそれらしい理屈をつけることはできます。

しかし、それは大して意味のないことでしょう。

お客さんがどんなキャッチコピー、もう少し拡げて言えば、どんなセールスメッセージに反応するのかは実際にテストしてみないとわからないのです。

書きます。

セールスメッセージについての正解はお客さんしか知りえません。

そして我々、事業者側がその正解を知るには「テスト」をするより他に方法がないのです。

えっ、テストをするのが面倒くさい?

気持ちはわかります。

私も面倒くさがりやなので。(笑)

でも冷静に考えてみて下さい。

今回の事例のようにキャッチコピーを変えるだけでお客さんからの反応が1.7倍になることだってあるのですよ。

あなたの事業の年間売上が1000万円だとしたら、キャッチコピーを変えるだけで売上が1700万円まで伸びる可能性だってあるということです。

700万円の売上をドブに捨てたくないなら、決して面倒くさがらずにテストを行って下さい。

 

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