こんにちは、松村です。
先日の日曜日、我が家から車で10分ほどのショッピングモールに買い物に行った時のことです。
ちょうどお昼ごはん時だったので何か食べて帰ろうかということになったんですね。
で、レストラン街をウロチョロしながらどこの店に入ろうかと検討していたのですが
その時、あるお店の軒先にすごく魅力的なメニューが書かれている看板を発見しました。
「メガ豚玉モダン」(笑)
おそらくはマクドナルドのメガマックが大当たりしたことにヒントを得たのでしょうね。
まあ、いずれにしてもそのメニュー名は一撃で私の心を鷲掴みにし、店内に引き込むことに成功したのです。
おそらく、あなたにも似たような経験があるはずです。
そう、商品とかサービスの名前ってビジネスをやっていく上で、めちゃくちゃ重要なんです。
私はここのお好み焼き屋さんに対して特に美味しいとかいった情報を持っていたわけではありません。
さらに言うと、そもそもお好み焼き自体がそんなに好きではありません。
にもかかわらず、このお好み焼き屋さんはこのメニュー名だけで私というお客さんを捕まえることに成功してしまっているわけです。
「一切のセールストークなしに商品名を伝えるだけで売ってしまう。」
我々、ビジネスをやっている者にとってはすごく魅力的な状況ですよね。
というわけで、みなさんも商品やサービスの名前を決める時には決して適当に決めたりせず、思い切りこだわって下さい。
本当にそれだけのことで売上が倍増したりしますので。
「商品やサービスの名前が重要なのはわかったよ。
でも、どうすれば伝えるだけでお客さんの心を鷲掴みにできるような名前をつけることができるの?」
わかりました。
そういうあなたのために以下にお客さんの心を鷲掴みにすることができる商品やサービスの名前の付け方の手順を簡単に説明したいと思います。
1.商品・サービスの「ウリ」を上位5つ程度、書き出す。
商品・サービスの「ウリ」はあくまでお客さん本位のものを考えて下さいね。
あなた自身の思い入れみたいなものはいったん、脇に置いておいて下さい。
2.各「ウリ」を端的に伝える、あるいはイメージさせるような言葉を、思いつくことができるかぎり書き出す。
なお、色んな言葉を見つけるための一つの方法としてインターネット上で公開されている類語辞典を活用するようにして下さい。
3.2.で書き出した言葉、一般的な商品名を様々に組み合わせ、一番、心に「ささる」ものを選ぶ。
可能なかぎり全ての組み合わせを検討して見て下さい。
意外な言葉の組み合わせが、強烈なインパクトを生み出すことがあります。
いかがでしょうか。
時間はそれなりにかかると思いますがやるべきこと自体は極めて単純でしょ。
誰にでも必ず、できるはずです。
一週間、いや一月かけても、長い目で見れば、それだけの見返りが確実にあることだと思いますので是非、実践してみて下さいね。
追伸
ちなみに当方が販売している宅建受験生向けの教材に「宅建過去問強制インストール」という教材があります。
この商品も名前で売れた典型例ですね。
(もちろん、中身もすばらしいものであると自負していますが)
「宅建過去問『自動』インストール」という名前だったら、おそらく今の半分も売れなかったことでしょう。
はい、名前をつける際に少しばかり余分に手間をかけたおかげで売上が倍増しているわけです。
あなたも少しばかり余分に手間をかけて簡単に売上を倍増させてしまって下さい。