こんにちは、松村です。

本日はいきなり問題です。

うちのクライアントにインターネットでダイエットノウハウのコンテンツを販売している方がいます。

そのセールスページで用いた次の2つのキャッチコピーのうち成約率が高かったのはどちらでしょうか?

A
「今まで何をやってもダメだったのに1週間で8.7キロやせることができました。

特に激しい運動もしていないのにです。」

B
「今まで何をやってもダメだったのに1週間で3.8キロやせることができました。

特に激しい運動もしていないのにです。」

※クライアントの利益を守るためにコピーを実際のものと少し変更しています。

違いはたった一つ。

何キロやせたのかのキロ数の部分だけです。

まあ、こんなきき方をされたら誰でもどちらが正解かはわかりますよね。

はい、あなたの予想どおり正解はBです。

BはAに比べてなんと4.7倍も成約率が高くなりました。

では、なぜBの方が成約率が高くなったのかその理由を明確に説明することはできるでしょうか?

少し考えてみて下さい。

私が考えるにその理由はおそらくBのコピーの方が信頼性があるからです。

もちろん、Aのコピーの方が興味性はあります。

なにしろ、1週間で8.7キロもやせたといっているわけですから。

でもね、たとえ実際に、そういう事例があったとしても(ここ重要なポイントです。)信頼性には欠けます。

ほとんどの人がこれまでの経験則等から

「いくらなんでも1週間で8.7キロはやせないだろう」

と考えるでしょうから。

それに対してBは信頼性があるわけです。

「1週間で3.8キロは確かにすごいけどこれぐらいなら、まあ、ありうるかな。」

と多くの方が考えそうですよね。

その結果、Aに比べて4.7倍もの成約率を達成することができたのだろうと推測されます。
まとめます。

「セールスコピーを書く上で興味性はすごく大事。

しかし、興味性を重視しすぎると信頼性が損なわれる。

だから興味性と信頼性のバランスをとることを意識する必要がある。」

ちなみにあなたはご自身のビジネスのセールスメッセージを考える際に興味性と信頼性のバランスをとることを意識できていますか?

他人の事例をこんな風に客観的に見ていれば容易にわかることも自分のこととなると意外とわからなくなってしまうものです。

ぜひ、この機会にご自身のセールスメッセージが信頼性と興味性のバランスのとれたものになっているか、しっかりと確認してみて下さいね。

 

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