こんにちは、松村です。
先日、あるビジネス系のコンサルタントの無料オファー用の動画を見ていたんですが、その動画の中で、そのコンサルタントがビジネス系のコンサルタントとしてはかなり痛い発言をしていました。
「目の前のお客さんにしっかりと満足してもらえれば、満足したお客さんがそのことを周囲に口コミしてくれる。
その結果どんなビジネスも自然に大きくなる。」
そんなバカな。(笑)
だったら、誠実に仕事に取り組んでいる経営者のビジネスは全部、大きくなっているはずですよね。
ところが現実はそうではないわけです。
むしろ、悪党の方が儲かってるぐらい。(-_-;)
よろしいでしょうか。
口コミ等で自然に大きくなる可能性があるのは飲食店等の「口コミがおこりやすいビジネス」だけです。
それら以外の大多数のビジネスでは、こちらが意図して仕掛けないかぎり、そもそも口コミ自体がほとんど起こる
ことがないのです。
では、ここで「口コミがおこりやすいビジネス」の条件を確認しておきましょう。
・日常的に共通の話題になりやすい商品やサービスをあつかっている。
・あつかっている商品やサービスが無責任に紹介できる程度に低額である。
たとえばラーメン屋さんなんて典型例ですね。
実際、日常的に「あそこのラーメン屋うまいよ。」みたいな話は、人から聞きもするし自分自身もしますよね。
そういう商品やサービスを取り扱うビジネスをやっている場合なら自然におこる口コミだけで大きくなる可能性があるってことです。
口コミがおこりにくいビジネスをやっている方向けに口コミに対する考え方をまとめます。
「口コミは非常に有効な集客手段である。
ただし、飲食店等の一部のビジネスをのぞくと残念ながら自然発生的に起こるものではない。
大多数のビジネスでは口コミを意図的に起こさなければならない。
だから、どうすれば自分のビジネスにおいても口コミが起こるのかを考えそうなるための仕組み作りを行う必要がある。」
すべてのビジネスに対して一律に提示できる答えがないため、ちょっと抽象度の高い書き方になってしまいましたが、お客さんの立場になって考えれば
「どういう時に口コミをしたくなるのか」は想像がつくはずです。
そこを思考の出発点としてあなたのビジネスにふさわしい口コミが起こる仕組みを考えてみて下さい。
必ず、その労力に十分、見合うだけの見返りが得られるはずですから。