こんにちは、松村です。
本日はズバッと手短に「セール」を行うにあたって絶対におさえるべきポイントをお話ししたいと思います。
いきます。
「セールを行う時には必ずその場での売上増以外の明確な目的を持つようにして下さい。」
セールって要するに商品やサービスの安売りです。
その場では少々多めに売上があがったとしても、その後しばらく売上が落ち込みます。
だから、長い目で見れば売上的にマイナスになってしまうこともよくあるんです。
実際、セールのやりすぎで潰れた会社がたくさんありますからね。
そういったセール貧乏を避けるためにもセールを行う時には必ずその場での売上増以外の明確な目的を持つ必要があるってことです。
目的というのは、たとえば
・新規顧客を大量に獲得するとか
・セール商品を購入した顧客にバックエンド商品を購入してもらうとか
いったことですね。
こういった明確な目的があれば長い目でみてもセールが売上増につながる可能性が高いです。
逆に言えば、こういった目的もなしに、セールをやっても長い目でみて売上増につながることはまずありません。
その時だけ売上があがって翌月はドーンと落ち込む。
はい、おもしろそうとかいう思いつきのレベルでセールをやっても無意味どころか、かえってマイナスになってしまうことも
よくあります。
まとめます。
「セールはセールありきのセールであってはなりません。
他に達成したい目的があってそれを達成するためのセールでなければなりません。」
今回のお話はセール以外のビジネスに関する事柄にもあてはまることが多いと思います。
経営者たるもの決して無策・無目的に行動することがないよう常に心掛けて下さいね。
※メルマガ読者の方からご質問があった点について補足します。
在庫整理などの損切的意味合いを持つセールであっても他の目的を達成するために利用する方がいいです。
セールをやって、せっかく来てくれたお客さんをその場限りのお客さんにしないために何ができるかを常に考えましょう。