こんにちは、松村です。

本日は当メルマガの読者の方から頂いたご質問と松村からの回答をご紹介したいと思います。

〈ご質問の内容〉

先生の書かれた本の中で不動産屋とFPの資格を組み合わせるという話が出てきますが、これは不動産屋とFPの2本立てで稼ぐという理解でよろしいでしょうか?

〈松村からの回答〉

1.「不動産屋とFPの資格の2本立てで稼ぐ」というのでも結構ですし

2.「不動産屋とFPの資格を組み合わせて単なる不動産屋ではなく、単なるFPでもない独自のポジションを作る」というのでも結構です。

(2の例;資金計画と融資付けに強い投資物件専門の仲介業者など)

大切なのはあくまで競合他社と明確に「差別化する」ということです。

不動産屋とFPの資格を組み合わせるというのは、あくまで「差別化」の一つの方法論に過ぎませんので、その点誤解されませんように。

1.の「不動産屋とFPの資格の2本立てで稼ぐ」ということを選択する場合の注意事項を一つだけ。

この場合でも、集客のフェーズでは不動産屋かFPのどちらか1本に絞って集客する方がいいです。

2本立てでビジネスをやっていることを集客のフェーズでお客さんに伝えてしまうと、どちらのビジネスについても「専門性が低い」と判断される可能性が高いからです。

当然、選んでもらいにくい状況になります。

ですので

1.集客のフェーズではあくまで専業のFPか不動産屋として集客し

(一般的にはFPが先に来る方が流れを作りやりやすいものと考えます。)

2.十分な信頼関係を築いた後に

3.その信頼関係を利用して、もう一方のサービスの利用を提案する

ようにして下さい。

その方が絶対に効果的に集客することができるはずです。

 

※補足

両サービスはフロントエンドとバックエンドの関係になります。

したがって、両サービスの利用にタイムラグがある場合には、メールマガジンやニュースレターを通じて接触し続けることが大事です。

たとえば、FPとしてのサービスを利用してくれたお客さんに対して、不動産取引のお手伝いができることを伝えておき、その後もメールマガジンなどで接触を続けていれば、住宅購入を検討する際に戻ってきてくれる可能性が非常に高くなるわけです。

 

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